
Mother and daughters
マベ真珠貝です。

Design
デザインって、計算や仕掛けがないと面白くないと思うんです。 意のままに偶発的なものを表現するのも大切だと思いますが、そういうのはインスタレーションで主にすべきだと思います。 購入者がいる身に付けるものである以上、服も、ジュエリーも、きちんと人の身体に触れる事を計算してデザインしないと、どうも身体から浮いたというか、ただのアンチテーゼというか、特に人間が身に付ける必要もないものになってしまう。 非日常的な感動体験を物で表現する以上、様々な小さなトリックが必要だと思います。 それは、実際に手にした時や身につけた時にわかります。 身体的構造や、触れる肌を考慮し、その後の行動まで予測した造形。 個体差のある人間の個性をも魅力にする柔軟性。 様々な仕掛けに対する感動の点が繋がってその人にとっての感動体験というストーリーとなり、人の概念や趣向に影響をもたらします。 美しい、綺麗、可愛い、かっこいいと思ってもらうデザイン自体を生み出す事も難しいんでしょうが、そこだけで満足しないで 「それで?」の後がないと面白くないと感じます。

2.14
HAPPY VALENTINE'S DAY ! FROM GEMME

Battre
最近Battre bangleが気分でよく着けています。 見た目の割に、結構自分でくねくね形を変えられるので人の腕に対して好きなようにアーチをつけられます。 ぴたっとフィットして着けているのも忘れてしまう。 美しい曲線について考えまくっていた時に偶然出来たラインをそのままバングルにしたものがBattreです。 磨くのが大変なアイテムではありますが、どこもかしこもピカピカです。

形容できない美しさ
先日、真珠屋さんに美しいあこや真珠を見せてもらいました。 照明の関係で、実物程美しく表現できないのが悔やまれますが、こういう美しいものって、言葉が追いつかない気がします。 何色とも言えないし、輝きも、真珠はよく「テリテリ」とかって言いますが、表現しきれない。 しかし、貝がこんな美しいものを生み出すなんて。 貝自体も綺麗ですが。 やるなあ、あこや貝。と、思うと共に 文豪たちはどうやってこの美しさを表現するのか気になるところです。

WORK GALLERY
HPにWORK GALLERYを設けました。 こうやってプロダクトをセッティングして写真を撮る時は、こういうものを撮ろう、という構え方より圧倒的に偶発的なものが多いです。 写真って、その瞬間を閉じ込められるツールだと思います。 その時の空気感とか、光とかがほんの数秒やほんの少しの角度で全て変わってしまって、さっきまでそこにあったはずのものが、なかった事になっちゃう。 その時にその場にある美しさを直感的に美しいと思うままに捉える方が良いものになっている場合が多くて、ものすごく気軽に撮影を始めます。 だから、写真のストーリーは撮っている時に生まれます。 撮りためた写真が多いので、少しずつ載せてゆきたいと思います。 ご覧頂けたら嬉しいです。

MOON
すごいなあ 見た事がないものがこの世にはありすぎる。