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ANTI

クリエイションで人と関わる中で真逆だと感じた事。

GEMMEを動かしていく中で、反骨精神のようなものは無いですね。

「こういう事が嫌だったから、自分はこういうものを表現したい」

というエネルギーをクリエイションに変えていく事は無いなと人のお話を聞いて感じました。

ものを作るとかデザインへの探求とかは、もう、我々にとっては完全に動物的な欲求です。

息をするのと同じように、ものを作ったり考えたりしていないと苦しいような事なので、やらずにいられないという感じです。

ただ、ものすごく考えてから作っているので手を動かすと同時以上に脳内での構想が長いです。

反骨精神をエネルギーに変えていく人は物凄いスピード感があると思います。そういえば周りに結構多いです。

嫌なものの反対側に見えるものが明瞭なのでしょうか。

コンプレックスをバネに成長してゆくのもそうですよね。

人間なので皆コンプレックスとか嫌だなとかそういう事はもちろんありますが、我々はどちらかというと、そういうところからものを生み出すタイプではないです。

ただ、ものを作るときは自分自身のバックグラウンドや感情自体はものすごく入るし、人間の生き死にや幸福の事などを頭の片隅に考えているので人間臭くはあると思います。

例えば「彫金でジュエリー」という同じ事をして作っていたって思想が全く違う訳です。


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